Krash Cinema Blog

ライター。元・日本美女選別家協会会員。
1963年倉敷(水島)生まれ。
コチラでも映画の話を書いたりしてます。

9月10日

 本日最大のニュースは倉敷人・星野仙一の阪神SD続投の記者会見である。明日の衆院選より気になっていた人も多いはず。男・仙ちゃんの筋を通した選択ということになるのだろう。しかし、「打倒巨人を標榜してきた人が巨人へ行くのはおかしい」という巷の声が多かったことには異を唱えたい。打倒巨人だからこそ巨人に入るという選択だって十分あり得たと思う。
 往年の野球アニメ『侍ジャイアンツ』が好きな人なら分かってもらえるだろう。『侍ジャイアンツ』の主人公・番場蛮は土佐ッ子の剛速球投手。漁師の家の生まれで、父親が鯨に飲まれて死んで以来、「でっかくふんぞり返ってる奴は許せねえ!」をモットーに、球界でふんぞり返る巨人を嫌っていた。しかし、川上監督から「男なら鯨の腹の中に入って内側から食い破ってみろ!」と言われて巨人入団を決意するのだ。梶原一騎世代の男の子なら誰もが知っている、これが男の生きざまである。
 だから、星野仙一が巨人に入団して巨人の古い体質を打破するということだって、男として燃える仕事ではあるに違いないのだ。私は巨人ファンなのだが、星野さんの母校・四福小学校の後輩なので星野ファンでもある。賢明な星野氏のことだから、現場の采配を任されるだけの監督の任なら受けないだろうが、フロント改革を任される立場での巨人入りならあり得ると私は思っていた。どういう経緯があったのか(なかったのか)知らないが、早々の阪神続投宣言。星野ファンとしては仙ちゃんがつまらない雇われ監督にならなかったことに胸をなでおろしているが、しかしそれは星野の目からも巨人のフロント改革は無理という判断がなされたという意味でもあって、巨人ファンとしては先行き暗い思いである。
 さて、明日は「自民党という鯨を内側から食い破る」と言った、あの人の表舞台。あの人にガッツがあることだけは理解できるのだが、あの人がやろうとしてることが我々にとってプラスなのかマイナスなのか、私にはさっぱり分かりません。テレビはそういうことを検証する判断材料を少しも与えてくれませんからね。お祭り騒ぎの開票速報番組を全局挙げてやることだけがテレビの役目だというのか。野球は小画面になるし……。

 というわけで、徒然なるままに書かせていただきます。こんなタイトルですが、映画の話が出てこないこともあるのであります。