Krash Cinema Blog

ライター。元・日本美女選別家協会会員。
1963年倉敷(水島)生まれ。
コチラでも映画の話を書いたりしてます。

10月某日。 さようなら、SY松竹。

79.jpg なんてこったベイビー。9月に岡山のSY松竹文化が閉館していたことを知った。
 今年の6月に倉敷に行った時、『ミリオンダラー・ベイビー』がSY松竹で(正確に言うと昔のSY松竹が分割されてできた千日文化シネマ2で)上映されていることを知って、帰りの新幹線の時間を遅らせてわざわざ観に行ったのだ。
 どうしてもここで『ミリオンダラー・ベイビー』を観たかったのだ。ここは私が中高生の頃、イーストウッドの映画と出会った映画館だったからだ。『ダーティハリー3』や『ガントレット』、『ダーティファイター』等々をここで観た。イーストウッド以外にも、『狼たちの午後』『コンボイ』『遠すぎた橋』『軍用列車』……数々の映画を観た。“男の映画”を学んだ映画館だった。
 最後にSY松竹で観ることができた映画が『ミリオンダラー・ベイビー』だったことが、嬉しくて、そして辛い。あの映画で、ヒラリー・スワンクを見送ったイーストウッドの気分だよ。あの時、あんなに元気な顔をしてたのになぁ。そいつはあんまりだぜ……。愛してたよ、SY松竹。