新・不定点観測

赤星豊

vol.452 ジロー

 東京の展示の日程が決まった。6月10日(木)から13日(日)までの4日間。場所は目黒通り沿いの「CLASKA」の8階フロア。そして期間中の6月11日(金)午後8時からは、同会場で「さらば、クラッシュジャパン! 10号完結記念パーティ」を開催する予定。
「ここ、相当広いけど何人ぐらい入るんですか?」
「そうですね、過去に500人入ったことがあります」
「…………」
 んな感じで、人はいくらでも入れます。KJの関係者も、まったく関係ないという人も、是非足を運んでやってください。人がたくさん来ないと、結構みじめだったりする。


 今日、久々にジローちゃんから電話があった。ジローちゃんは20代の頃の植木屋職人仲間。10年以上前から高松に住んでいる。
「アカホシ、元気?」
「うん、元気。ジローちゃんは?」
「うん、ぼちぼち。あのさ、また今度DJやるから遊びにおいでよ」
 ジローちゃんはレゲエのミュージシャンだった。いまもたまにクラブでDJをやっている。2年ほど前に一度見に行ったことがある。ジローちゃんは相変わらずカッコよかった。でも、回している最中に老眼鏡をどこに置いたかわからなくなり、「レコードのジャケットが見えない!」と大騒ぎしたっけ。
「それ、いつやるの?」
「あした」
「あした?」
「前みたいにホテルとらないで、うちで仮眠して朝の電車で帰ったらいいよ」
「何時から?」
「10時。3時ぐらいまでやってる」
「うん、わかった。んじゃ行くわ」
 というわけで、明日の土曜日は久々のクラブナイトということにあいなった。ジローちゃんとは実に2年ぶり。ジローちゃんには、前みたいに、LPレコードがぎっしり入ったスーパーのビニール袋を手にして現れてくれたら嬉しい。カッコいいのだ、これが。