今日、ホームセンターのナンバで久しぶりにイジリーに会った。毎日のようにヤツの顔を見ていたのは2カ月ぐらい前だったろうか。あの頃は取り憑かれたように毎日DIYに勤しんでいた。おかげで事務所の収納力は格段にアップし、ぼくのデスクはコックピットのようになった。
「最近はもう作ってないんですか?」
「うん、ここのところずっと忙しくってね」
そう、実際ここのところずっと忙しい。しかし、本番はこれからって感じだ。KJの最終号のほかに小さくない仕事が4つもある。しかもその4つとも、納期が2月末から3月にかけて集中しているのだ。この3連休も昨日の日曜日しか休んでいない。
ヒトミちゃんの雇用の関係で、先週、ハローワークに行った。児島のハローワークに行くのは初めて。駐車場はほとんど車でいっぱいだった。
受付で用件を言うと、番号札を渡され、待ち合いスペースで待たされた。そこは人であふれていた。最新の求人を張り出した掲示板を眺めている人。求人票をまとめた冊子を熱心に見入っている人。顔見知りと話している人。世代も性別もいろいろ、実にいろんな人がいた。うちのオトンぐらいの年齢の人もいた。そしてみんながみんな、浮かない顔をしていた。
ぼくのまわりには仕事にあぶれているような人はほとんどいない。不景気、不景気と言われて久しいけど、それを実感することはなかった。それだけに、ぼくが住んでいるのと同じエリアで、こんなに仕事を探している人がいるということに正直驚いた。彼らの浮かない表情が少しショックだった。
もしも仕事がなくなって、会社もたたんで、あらためて仕事を探しにハローワークに行ったとしたら、ぼくもあんな表情になるんだろうかとふと考えた。ならないような気もするけど、なるような気もする。そんな状況になったことがないんだからわからない。深く考えることでもなかったので、そこで考えるのをやめた。
帰りの車のなか、仕事があるというだけで感謝しなきゃと思った。