昨日の日曜日、岡山広告温泉2009の最後のイベントに行ってきた。出品者たちの間では、明石被服興業のオリジナルのアニメを使った学生服の広告がナンバーワン。中間発表では、山陽新聞130周年期年号「地方人宣言」がナンバーワン。両作品ともぼくの出品作である。今日の結果発表、こりゃどう転んでもぼくの1位は間違いない。1位には賞状とか楯とかもらえるのかな? そんなのもらうの小学校の写生大会以来だな。いや、なわとび大会だったか。というわけで、ピーコートの下に滅多に着ない白いシャツを着て、一応それっぽく見える格好を意識して会場に乗り込んだ。
結果から言おう。「地方人宣言」は2位。明石被服にいたっては10位という結果に終わった。ちなみに1位は、昨年も1位を獲得したおにぎり屋さんの広告が受賞した。
「しかし、なんで2位なのかね? なんで2位なんだよ」
帰りの車のなか、ぼくはヒトミちゃんを相手に愚痴った。ぼくは結構、愚痴るヤツだったりする。
「でも、よく2位になったんじゃないですか?」
地方人宣言というのは、たしかにわかりやすい広告じゃない。前にもこのコラムで紹介したが、新聞の全面にひとりにつき1ページの写真をでっかく掲載して、名前と住んでるエリアと職業以外は文字をまったく入れないというヤツだ。ヒトミちゃんが言わんとしているのは、カフェに来る岡山の若い子たちが、よくぞあれを理解してくれたと。そうなのだ、彼女の言ってることは的を得ている。ぼくもあの広告がそんなに票を集めるなんて最初は思ってなかったのだ。それが途中から1位になりそうだなんて展開を聞いたもんだから、そんな視点が見事に抜け落ちてしまっていた。それにしてもヒトミちゃん、なんて冷静なヤツだ。これ、ぼくが言わなきゃいけないセリフだったんじゃないか?
岡山広告温泉で上位15位までに入賞した作品は、12月2日から引き続き岡山・問屋町のカフェ「mai mai」で展示されることになっている。もしも近くまで行くことがあったら、ちょっとのぞいてみてください。13日までの展示期間に限定して、クリエイティブ・ジンジャーなるドリンクが販売されます。その宣伝用のコースターをぼくとヒトミちゃんがデザインしてたりします。
昨年以上にかかわることになったこの岡山広告温泉。まだまだこれからのイベントだけど、できるだけサポートしていきたいと思っている。それよりもなによりも「来年は絶対1位をとっちゃるけん!」と広告制作の大きなモチベーションになっている。そんなモチベーションでいいんかなという疑問もないではないが……。
最後になったが、会の運営に尽力してきた手代木クン、おつかれさまでした。来年はガツンといくよ、オレは!