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先日の世界一周の原稿の一部を、突如、週明けに提出することになった。この週末はDIYの集大成を作成する予定だったのだけど、まあ、仕方ない。最優先すべきは仕事だ。
原稿を書く前に机の上を片付けるのは、猫がウンコした後に砂をかけるようなもので、ぼくの習性のようなもの。いつものように机の上を片付けようとするが、これまたいつものようになかなかはかどらない。ヒトミちゃんに「いつも机の上をきれいにしなさい」なんてよく言えたもんだと思う。それにしても、なぜにいつもこんなに散らかるのだ? こりゃ収納に問題があるに違いない。もう間違いない。───キャビネットだ。リュウくんもヒトミちゃんももっているのに、なぜかぼくだけもっていないキャビネット。
きっちり一時間かかった。散らかったままの机の上で描きあげたキャビネットの設計図。必要な板のサイズと枚数を書いたメモをもって、早速、イジリー岡田のところに行った(ホームセンターのナンバです)。そのときのぼくに、原稿のことは完全に抜け落ちている。
早速、帰って組み立てをスタートした。外枠を完成し、中央の仕切り板をとりつけようとして、はたと手が止まった。仕切り板が、ない。イジリーに渡したメモを見てチェックしてみる。───ない。一番肝心な中央の仕切り板を頼んでない。すぐにあまった板をチェックしてみるが、うまくサイズがとれる板がない。欲しいのは約50×60センチの板が一枚。ナンバのボードのサイズは90×180センチ。これじゃ部どりが悪すぎる。完全にしくった。
「このサイズの板が一枚だけ欲しいんだけど……」
今週だけで何回顔を合わせているかわからないイジリー。
「こっちにあまってるヤツがあるから、そこからとりますよ」
結局、カット代だけでその板はサービスしてくれた。イジリー、なんていいヤツだ。
今回は初めてひきだしに挑戦した。思ったより苦労した。滑りがいいように板の側面を彫刻刀でけずってローラーをつけたはいいが、組み立てがうまくいかない。3本ぐらいのクギじゃあすぐに抜けてしまうので、やたらめったらクギを打ちまくった。ベルトのスタッズみたいにクギの頭が飾りのように見える。まあこれもアリじゃないか?
そして出来上がったキャビネット第1号。前のふたつと比べると、サイズの誤差が目立って、貧乏臭く見えなくもない。しかし、収納力は抜群で、しかもサイズが大きいのでサイドテーブルとしても使える。これでぼくの机の上は、写真のように見事に片付いた次第。
しかし、日曜の夜になっても原稿はできなかった。キャビネット製作にちょっと労力を使いすぎたみたいだ。それにしても、机の上が片付いているというのは気分がいい。この気分のよさはなにものにもまさる。これで原稿が終わっていれば最高なんだけど。
とりあえず、これでDIYシリーズは終了します。第三弾なんて、しつこすぎて自分でも驚きました。