新・不定点観測

赤星豊

vol.384 トリオに行こう

 vol.9本誌にも自社広告を掲載しているのだが、トリオ食堂特集号を記念して、「トリオ食堂ツアー」なるイベントを開催することになっている。午前11時45分に倉敷駅に集合し、路線バスに乗ってトリオ食堂へ。みんなで1200円の食べ放題コースを食べて(食後にコーヒー付)、また路線バスに乗り、倉敷駅で解散───こんなに魅力的な内容なのに、配布から一週間が過ぎた今日現在(9月14日)、申し込みはたったの5人。そのうちふたりは友人で、残り3人のうちふたりは彼らの家族。つまり、純粋に読者からの申し込みはひとりだけというさんさんたるありさま……。定員を「先着20名」なんてしたのがまずかったか。「さすがに20人だったらもう埋まってるよなあ」なんて最初からあきらめていらっしゃる方、埋まってなんかいませんとも、たとえ埋まっていてもなんとかしますけん、是非ともご参加ください! ツアー開催日は9月27日(日)です。


 昨日の日曜日は久々の、本当に久々の休日だった。シンクロニシティのフルタとチコちゃんのクラブイベントに顔を出したおかげで、前日がほとんど朝帰りだっただけに、寝ぼけたまま昼までゴロゴロしてやると心に決めていた。ところが、朝起きてすぐに立ち上げたパソコン。新着のメールを見て飛び上がった。5パーセントしか目覚めていない脳が一瞬にして100パーセント活性した。京都のカメラマンのなっちゃんからのメール。
「vol.9、本当に楽しみにしてます!」
 ゲッ、届いてない……送るの、忘れてる……。なっちゃんといえば、vol.9でマカオの写真を撮影してもらったカメラマン。誰よりも先に送らにゃならぬ人なのだ。5分後、ぼくは車で事務所に向かっていた。事務所に向かいながら、同じくマカオに一緒に行った京都のマキちゃんのことがふと頭をよぎる。なっちゃんとマキちゃんは、ぼくのなかではニコイチなのである。なっちゃんに送っていなかったってことは、マキちゃんの送付も忘れている可能性が……。ああ、やっちゃったかあ、オレ?
「もしもし、マキちゃん!」
 電話でのぼくの声は相当慌てていたと思う。
「あのさ、新しい号、届いてる?」
 電話の向こうでマキちゃんの笑い声が聞こえた。
「届いてますよう。この間、メールを送ったの、届いてない?」
 そうだ、マキちゃんからは送付のお礼のメールをもらっていたんだっけ。ああ、やってもいないのに、やっちゃった気分だよ、これじゃ。というか、これはもうやってしまったに等しいな。
 

 久々の、本当に久々の休日の朝。宅急便の発送の準備を終えて、クロネコヤマトの営業所を出たときには、もうぐったりしていた。でも、これでメゲていてはせっかくの休日が台無しだと思って、午後から車で出かけ、「休日のお出かけといったら動物園だ!」と、王子が岳にある「しぶかわどうぶつこうえん」なんて行ったもんだから毒気にあてられて(その模様は次回にでも)、案の定、夕方には使いモノにならなくなり、9時過ぎに就寝。働いていた以上に疲れた日曜日でした。