新・不定点観測

赤星豊

vol.121 KJの写真

%E5%9B%9B%E5%AD%A3%E3%81%AE%E5%86%99%E7%9C%9F%E3%80%801.jpg今週発売された雑誌『四季の写真』(学研)でKJの連載がスタートした。「ニッポンの地元写真/Krashjapanから『四季の写真』へ(このサブタイトルは英文)」と題した2ページの定例コーナーで、KJに掲載した写真をそのまま転載。その写真にぼくがエッセイを添えさせてもらっている。どの写真を掲載し、なにを語っているかについてはここでは書かない。是非本屋さんで買って欲しい。この雑誌自体、買う価値はあると思うね。写真好きの人はとくに。
 実はこれまでもKJは全国誌にたびたび登場している。創刊とほぼ同時に『ダカーポ』と『BRUTUS』で。2号目の発行後には『Tarzan』と『POPEYE』も紹介してくれた。しかし、これらの雑誌はいうなればぼくの身内。「赤星がやってるんだから、まあ仕方ないか」みたいな温情で掲載してもらったというのがホントのところ。でも、KJも発行を重ねて、状況は少し変わりつつある。最初は男性ファッション誌の『Boon』だった。「岡山ですごくイケてるフリーペーパーがあると聞いたんですが、見本誌を送ってもらえませんか?」というメールが突然やってきた。すると翌月の本誌に、「いま、タウン誌が熱い!」とかなんとかいう記事のなかでドカンと紹介された。そして今回の『四季の写真』である。両誌ともに、コネも使ってなければ、ゴリ押しもしていない(前はしてたってことですな)。まったく面識のない方からもらったコンタクトなのだ。しかも、『四季の写真』は、プロデューサーが東京からこのへんぴな児島までわざわざ会いに来てくれたのだった。

 KJのヴィジュアルにはなみなみならぬ情熱を注いでいるぼくとしては、写真誌という業界のプロから認められたというのはまことに嬉しい。マルナカですれ違うおばちゃんたちひとりひとりに自慢したいぐらいだ。しかし、それだけに今後もクオリティの高い写真を作っていかねばという思いは強い───。やる気になればそれが即行動に出るぼくであるからして、たぶん次号はスゴい写真がいっぱい出てくるような気がする(それでなくてもvol.5はテキストが尋常じゃなく多かったからストレスがたまっているのだ)。漠然とだけど、次号の構想もすでに頭のなかにある。まだvol.5の校了が終わっていないというのに、すでに頭は2008年3月発行のvol.6にある。さて、どんな号になるだろうね。なんか楽しい号になりそうだね。もうワクワクして眠れません(写真は8月20日に発売した『四季の写真』の表紙。写っているおばあちゃんは90歳だそうです。ちなみに同誌は季刊誌なので、次号は11月の発売になるのかな?)