以前にお伝えしたとおり、児島に編集部をスタートさせることになった。場所は児島競艇場の駐車場すぐそばにあるカフェ「Womb」の2階。お店が倉庫として使っていた場所だ。
この場所に決めた理由その1:東側に大きな窓が3つあり、そこから瀬戸内海が見渡せること。理由その2:実家から歩いて3分の距離にあること。理由その3:1階のカフェから飲み物や食べ物のデリバリーが可能なこと。もう言うことなしなんだけど、実はこれ以上に最高なことがあった。
「赤星さん、椅子はどうします?」とオーナーの西原クン。
「いやあ、どこかで適当なのを見つけてくるよ」
「じゃあそこの椅子を使ってください」
2階の倉庫を埋め尽くした中古家具の山。西原クンの言う「そこの椅子」は、そこに埋もれているイームズのアルミナムチェアだったりする(残念ながら、この椅子は昨日小林エリカさんが購入してしまった。彼女、実物も見ないで)。
「机はどうします?」
「いやあ、無印良品で買おうかな」
「駐車場にあるあの机を使ってくださいよ」
駐車場に以前からブルーシートに覆われた巨大な塊があった。中を見てみると、社長机みたいな重厚な机が出てきた。万事がこんな具合で、結局、編集部に必要な家具類はすべてお店が用意してくれたのである。いやあ、ありがたくて涙出てくるよ、ホント。
4月18日、火曜日。午後に電話工事のオジさんがやってきた。1時間ほどで終了し、電話がつながった。あとは自分でインターネットを接続するだけ。NTTから送られてきた「かんたんインターネット接続」みたいな冊子を見ながら、慎重に、慎重にことを進める。KJ編集長はこういうのを大の苦手にしている。「今日はつながらないだろう」ぐらいに思っている。実際、去年実家でインターネットを接続しようとしたらうまくいかず、結局、専門の人を呼んでやってもらった。それがですね、今回は実にすんなり、たぶん最短距離で接続できたんですね。ちっとは学習してたってことなんかな。
気分いい。メチャクチャ気分がいい。インターネットがすぐに接続できたというのももちろんある。しかし、何よりこの場所が落ち着くのだ。眺めよし、明るさよし、西原クンがそろえてくれた家具も最高だ。夕方、西原弟が仕事の休憩にやってきて、「ここ、裕次郎的でいいですね」と褒めてくれた。重厚な机と、椅子の黒のビニールレザーが生み出す昭和的贅沢感とでもいおうか。校長室のように見えなくもないが、この雰囲気の意外性もまた面白くて気に入ってるポイントなわけ。
来週金曜日(28日)の夜9時から、ライトな事務所開きパーティをやろうと思っている。これから関係各所にメールでお伝えしようと思っているんだけど、このコラムの読者で、近所に住んでる人なんかも是非寄ってほしいね。KJの新しいスタートを祝って、「文ちゃんパフェ」でもみんなで食べましょう。あ、これは近所の文ちゃんの好物パフェです。倉敷の滞在日数、4日間。