世の中には信じられないことが起こる、というのは前にも書いたことがあるんだけど、またまた「世の中には───」と思わせることが起こった。「Krashjapan Books」レーベルに引き続き、今度は「Krashjapan Records」という新レーベルを創設することになったのだ。 きっかけはこの1カ月で完成させたオリジナルの『下津井節』である。HP用に作成したこの曲があまりにもよく出来ていたので、作ってくれたフルタくんとチコちゃんに思わず「CDにしようか」と言ってしまったのだ。もちろん、その先にどういう手間とお金が必要になってくるかなんて考えてもなかった。
ミニCD500枚がだいたい15万円でできることがわかった。この3週間、しこしこ地道にやっている翻訳のリライトのギャラとほぼ同額。『ポイズン』を販売した経験からいうと、回収の見込みは3分の1がやっとというところか。しかし、それでもぼくは言った。啖呵を切るように。
「オレが出す、CDにするぞ」
曲をアレンジしてくれたフルタくんが恐縮しまくって言う。
「いや、悪いッスよ。ぼくも半分出します」
「いや、いい。オレが出す! 出すったら出す!」
その場でカップリング曲を録音するためのスタジオを予約した。ついでに彼らの曲をライブで披露する機会として、思いつきで「Krashjapan Night」なるものを考えつき、これまたその場で倉敷のShubyを一晩おさえた(いまのところ4月20日の予定です、是非来てね)。一度決めたら、こざかしい計算なんか一切しない。勢いにまかせて風呂敷は広げられるだけ広げる。これがぼくのやり方なのである。
こうして現在、『下津井節』CD化に向けてまい進中。みなさん、応援よろしく!