ここ3年ほどで馴染みの店の閉店が相次いだ。しょっぱなは山手通り沿いの「グリーンウッド」。ここのマグロは絶品だった。お次は目黒銀座のカレー屋さん「オレンジツリー」。ここのカレーは出てくるまでに季節が変わるんじゃないかと思えるほど時間がかかる(平均約1時間半)。でも、メチャクチャうまかった。洋食屋「さかい」は、親戚が新潟の地震で被災したとかで帰郷してしまった。ここのチキンカツは200回ぐらい食べてる。そして極めつけは東横線高架下の「丸源」だ。兼平さんの握る寿司はホント芸術品だった。あれが食べられないと思うと、今も胸が痛くなる。
そんなわけで、最近ぼくは毎日のように「キッチンパンチ」に通っている。ここは目黒銀座の一本裏通りにある洋食屋で、だいたい何を食べてもおいしい。よく食べるのはしょうが焼き、ハンバーグ、メンチカツ、それにステンレスの皿で出してくれるチキンライスと焼き飯も捨てがたい。どれも懐かしくてやさしい味だ。いつもテーブルにある丸美屋の三色ふりかけも嬉しい。さっきもここで晩御飯を食べてきた。今日はハンバーグとキスのフライの「今日のランチ」、700円(写真)。おいしそうでしょ?
1月24日、火曜日。今日は朝から某信用金庫に行ってきた。弊社アジアン・ビーハイブの運転資金の融資のお願いである。ま、隠す必要もないから率直に言うけど、会社の財政はあまりよろしくない。どれほどよろしくないかというと、経理をお願いしている税理士が、会社の状況を知って自ら毎月の契約金の値引きを申し出るほどである。でも、会社は設立してまだ8か月。数年後にはライブドアのようになってる可能性だってある。いや、社長が逮捕されるとかそういう意味じゃなく。
お金を借りるというのはつくづく大変だと実感している。今回の融資は目黒区にあっせんしてもらっているんだけど、そのあっせんを受けるのに4回も区役所に行った。税務署に書類を取りに行ったし、法務局にも会社の証明書を取りに行った。ここまでくるのも大変だった。そして今日、いよいよ本丸の信用金庫へ。ここでもうお金をくれるのかと思うと、ここでもまた書類をもらった。書き込んだ書類と、ビジネスモデルを文書にして、参考資料等とあわせてあらためて持って行かなきゃいけない。それから信用協会の担当者がぼくの事務所に会社の下見に来て、それでやっと融資が受けられるのだという。いやあ、しんどい。まだまだ時間がかかりそうだ。
夕方、初台にあるローランドのオフィスに行った。彼にはKJのvol.2でイラストをお願いした。彼には創刊号では写真で協力してもらったが、ほかにもいろんな才能がある。イラストはプロなみだし、文章は書くし、作詞作曲はするし、おまけに自分でギターを演奏してCDも出すし。映画監督でもあり、雑誌のプロデューサーでもある。できないのは書道ぐらいじゃないかな。
ローランドはイラストの仕事をこころよく受けてくれた。いつもメチャクチャ忙しいんだけど、これまでぼくの頼みは断ったことがない。夜中の2時からというホストの撮影に付き合わせたこともある。ガングロの女子高生ワンカットの撮影で、渋谷でまる2日間つぶしたこともある。でも、どんなに大変な仕事でも、彼はいつも楽しそうだった。これ、どんな仕事にも大切なことだ。仕事を楽しんでやったかどうかは結果に出る。ぼくは楽しんでますよ、毎日。お金の問題がなきゃ、もっと楽しいんだけどね。東京の滞在日数、9日間経過。