今週の出来事、その1。由布院で開かれている廣中薫さんの個展を見に行った。
今週の出来事、その2。鎌倉在住のアーティスト・西浦祐太クンが倉敷にやってきた。
今週の出来事、その3。黒住光の「CINEMA CLUB」の更新にたいそう驚いた。
今週の出来事、その4。小学校のときの担任の岩崎先生と晩御飯を食べた。
今週の出来事、その5。児島商工会議所の会頭・副会頭と面会した。
今週はこの2年間で初めてまとまった休みをとらせていただいた。そのせいでこのコラムの更新も滞らせてしまった。そこで先のように1週間の出来事をつらつら並べてみた。さて、今週の締めくくりとしてどの話題を取り上げるか。
いかに自分がダメな大人かを笑いのなかに表現する、これが黒住光のエッセイである。実はこの手のエッセイは黒住の専売特許じゃないし、黒住よりもうまい人もたくさんいるだろう。しかし、それでもぼくはこの類のエッセイの書き手たちのなかで、ヤツはピカイチだと思っている。なぜなら、黒住光という男は本物の、これぞ本物のダメな大人だからだ。その本物ぶりを読者に伝える術もあわせもっているので、読み手によっては高尚な効果を生む。自分がダメと思っている人間に勇気を与えるのである。「オレ、これでもいいんだ」と自己肯定させてくれるのである。
さて、その黒住がいじめについて、笑いを用いることなく真面目に書いている。いじめられた経験がある黒住だけに、言うことは現実的で的を得ていると思う。是非当HPの「CINEMA CLUB」を読んでみてほしい。
かくいうぼくも、いじめられた経験がある。忘れもしない、中学校2年のとき。隣の中学校から転校してきたハンパじゃない悪玉3年生が、同学年を制圧するや、その次になぜかぼくを標的にした。2度体育館の更衣室に呼ばれ、いわれのないお仕置きを受けた。この先もいじめが続きそうな気配濃厚だったので、高校生のアニキの友達に頼んで、手を出さないようにしかと言ってもらった。それがどうも最悪にマズかったようで、以降、殴られはしなかったものの、陰湿な、それはそれは陰湿な精神的プレッシャーを与え続けられた。ヤツが卒業するまでのあの半年間の長かったこと。生涯忘れることはないだろう。
今ならこう思う。後ろからバットで殴ってやれと。でも、当時は歯向かおうなんて到底思えなかった。人としての尊厳を保ちつつ、いじめられている本人が問題を解決するのは無理だと思う。親とか先輩とか第三者を入れて無理に解決しようとすると、ぼくがそうであったように、なおさらややこしくなることもある。ぼくは逃げるのが一番だと思う。死を考えるほどの最悪のいじめなら、学校は地獄以外なにものでもないだろう。だったら学校から逃げろ、だ。学校で顔を合わせずにすむのなら、いじめられる機会もそうそうあるとは思えない。でも、これは永遠の逃亡じゃない。顔を合わせずにすむまでの、あくまでも一時的な逃亡だ。一時的な逃亡なら、いまでもぼくはたまにやってる。逃げることは恥ずかしいことじゃない。生きる術だ。